COLUMN vol.14
2023.9.20 UP
掃除に役立つ!おすすめアロマと活用方法
蒸し暑かった夏もそろそろ終盤。長時間過ごすリビングや寝室にも、汗や汚れが付着しているかも。
そんな「夏汚れ」を落とすべく、アロマを活用した夏の大掃除はいかがでしょうか。
夏におすすめのアロマと、シーン別の活用術をご紹介します。
- 1.
- 掃除に役立つおすすめアロマ
- 2.
- 活用方法
- ー
- キッチンの油汚れに
- ー
- シンク、風呂場などの水回りに
- ー
- トイレのこもったニオイに
1.掃除に役立つおすすめアロマ
夏に気になるのは菌の繁殖やイヤ〜なニオイ。また、水回りは黒カビも目立ってきますよね。
そんな夏場のお掃除にぴったりな、爽やかな香りのアロマを4つご紹介します。
ー爽やかな香りが特徴の「レモン」
レモンの精油には抗菌・殺菌作用があります。
夏場の特に気になる雑菌やニオイに効果的です。爽やかな香りで、蒸し暑い夏もフレッシュな空間に。
レモン精油は光毒性をもつ成分を含むため、日中に使う場合は肌につかないように注意してください。
ー除菌やカビ対策に「ティーツリー」
オーストラリアが原産のティーツリーから採れる精油は、雑菌やカビ対策に優れています。
特に、キッチンや風呂場、洗面台などの水回りに使うのがおすすめです。
日本アロマ環境協会によると、黒カビに対する制菌機能も高いと言われています。
ー油汚れに「オレンジ・スイート」
リフレッシュ・リラックス効果が期待できるオレンジ・スイートの精油には「d-リモネン」という成分が含まれており、油を分解する作用があるのでキッチンの油汚れに効果的。
他にも抗菌作用、抗ウィルス作用、鬱滞(うったい)※除去作用が期待できます。
この精油は皮膚刺激が強いため、直接肌に付かないよう取り扱いには注意が必要です。
※血流などが静脈内などに停滞した状態のこと。鬱血の定義に含まれることがあります。
ー殺菌・防虫に効く「青森ヒバ」
青森県で育つ日本固有の植物「青森ヒバ」から採れる精油は、雑菌・カビ抑制に優れています。
さらに防虫効果も期待できるため、青森ヒバで建てられた家にはシロアリや蚊が寄ってこないとも言われているそう。
ー殺菌・消毒に効く「ラベンダー」
ラベンダーの精油は、古代ローマ時代では洗濯の際に使用されていました。
また、他の精油との相性が良いのでブレンドして使用しても◎。アロマ初心者さんにも取り入れやすい精油です。
2.活用方法
気になる汚れやニオイをすっきりきれいにする精油の活用方法をご紹介します。
ーキッチンの油汚れに
コンロやレンジフードなど特に油汚れが気になる場所には、セスキ炭酸ソーダに精油を混ぜた「セスキスプレー」を作りましょう。
空のスプレーボトルを用意し、水100mLに対してセスキ炭酸ソーダを1g、精油を10〜20滴ほど加えます。蓋を閉めてよく振ったら完成。
合わせる精油は、油汚れを分解する成分リモネンが含まれている「オレンジ・スイート」がおすすめです。
頑固な油汚れには、セスキスプレーを満遍なく吹きかけた後、10分程度置いてから拭き取ると効果的です。
涼しい場所に保管して、1週間程度で使い切るようにしましょう。
ーシンク、風呂場などの水回りに
水垢やニオイが気になるシンクや風呂場には、重曹と精油を混ぜた「重曹クリーナー」が効果的。
口の広いガラス瓶に重曹100g、精油10滴ほどを入れ、よく混ぜ合わせます。
精油を含ませた重曹をシンクや浴槽に適量ふりかけ、濡らしたスポンジで優しく擦るだけ。
ぬるま湯でしっかりと洗い流せば、ツルツルピカピカに。
殺菌作用のある「青森ヒバ」や「ラベンダー」を使えば洗浄力もUPします。
ートイレのこもったニオイに
トイレを綺麗に保っていても、ぶり返してくるあのこもったニオイ。その原因は、床や壁についた排尿時の飛沫が主な原因。
トイレの床・壁の掃除には「手作りアロマウォーター」を活用しましょう。
スプレーボトルに無水エタノール80mLを入れ、精油を20〜25滴垂らしたら蓋をしてよく混ぜます。さらに精製水20mLを加えて、再度混ぜれば完成。
消臭効果のある「レモン」「シダーウッド」「ヒノキ」などがおすすめです。
いかがでしたか?
精油の種類によって期待できる効果効能が異なります。
それぞれの特徴を生かしたお掃除アイテムを作って、心地よくお掃除を済ませたいですよね。
夏の汚れを落として、お部屋も心もスッキリさせて秋を迎えましょう!